100頭一 [3]

ゆー  2008-12-29投稿
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ピンポ〜ン!


ん?「ヒナ?」


ガチャ!

「お疲れ様」

「サキ、遅れてごめんね」

「うんん?それより、1号室みた?」

「ん?1号室?何かあったの?」

「え?血が……見なかった?」

「何もなかったよ」


どう言うことなのだろ?
私が見た時は、何とも言えない雰囲気で…

それとも待っている間に…警察来たのかな?


とりあえず私は、ヒナを連れてパソコンを開く。


「このサイトなの…」

そう一言いってから、
サイトをクリックした。

「!?」

ヒナは見ると、手で口を押さえた。


沈黙が続いて、私は言葉を交わす。


「この画像のマンション、似ていない?建前といい、部屋の号室の表し方」

「確かに…」

「しかも、今日私が家に入る前、1号室は荒れていた…不思議なのは警察が何も聞きにこない事、もし殺人があれば…周りには聞くだろうし、」

「そうだよね……でも、このプロフィール…私は捕まらない…これに意味はあるのかな?」


またしばらく、沈黙が続いた。


今日は、ヒナも仕事で疲れているだろう…

明日は、休みだから泊まってもらうことにした。

時計が12時を過ぎた頃、お互い寝る仕度を始めた。


その時、異常な物音がした。


「なに?」

私は直ぐに電源をつけ、窓から外を見渡した。

「何もない」

「サキ?」

ヒナは小さな声で呼んだ。

「何もないよ?」

私は、少し震えた声で言った。




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