スラム part18

やいち  2008-12-30投稿
閲覧数[546] 良い投票[0] 悪い投票[0]

道場に着いた。

歩いてる途中にもらったプリントを見ていた。とりあえず、申込書であるのはわかった。
期限切れの…。

まぁ、いいか。そう思い道場に入った。

「あっ、修二やっぱり先に来てたんだ。」
悠が後ろから言った。

「修二、久しぶり、かな。」悠のとなりに立っている、俺よりちょっと背が高い男が言った。
だいたいわかるだろうが、こいつが慶吾だ。
「1ヶ月ぶりだな。」
「そうか。もうそんくらい来てなかったか。」
「あぁ、とりあえず中入ろうぜ。今年の1年はおもしろいのがいるぞ。」
「そりゃ頼もしいな。」
そう言って、道場に入った。

たぶん新藤や河野、もちろん賢之助はもうきてるだろう。

「おーっす。」
そう言いながら扉を開けた。
やっぱり三人とも来ていた。
「おっ、慶吾じゃんか。久しぶり。」
「おう、賢ちゃん。また強くなったらしいな。」
「んなことねぇよ。」
賢之助が笑いながら言った。
「んで、こいつらが1年だな。」
「あぁ、そうだ。」
「新藤くんも河野くんも強いよ〜。」
悠が強いを強調して言った。

そのとき、河野は少し浮かない顔をしているように見えた。
「河野?」
慶吾が言った。
慶吾はなにか怒りをあらわにしているように見えた。「どうしたんだよ。」
俺がそう言った瞬間。
「彰太〜!!なんでお前がここにいんだ!!」
慶吾の怒声が響く。

河野は少し顔をあげ無理やり作った笑顔で言った。
「慶さん、すいません。やっぱ俺、来ちゃいました。」

そう言った瞬間、慶吾は河野の左頬を殴っていた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 やいち 」さんの小説

もっと見る

スポーツの新着小説

もっと見る

[PR]
カレが離さない唇★
★人気の魅惑グロス


▲ページトップ