きみは私が書いたこの
短い小説をよんでいる
のかな…。
それはないか。
きみは自分の携帯を
あまり使わないから。
何故だろう。
いつからかきみの事
好きになっていた。
友達という感情なの
かもしれない。
けれど私はきみが好きだ
笑った顔のきみ
真剣な顔のきみ
てれた顔のきみ
焦った顔のきみ
喜んだ顔のきみ
驚いた顔のきみ
全て好きだ。
まさかこんなこと
言えるわけないけれど。
きみは何か人に言えない
くらいの悩みがあるね。
私にはわかるんだ。
わかっちゃうんだ。
私でよければ言って
ほしいと思う。
けれど私ときみは
そんな仲じゃないよね
力になりたいと
心から思ってるんだ
だからきみが笑うと
すごく嬉しい。
私まで笑顔になれる。
そんなすばらしい笑顔、
悩みなんかで
無くしてほしくない。
ずいぶん前に電車で
偶然一緒だった時
きみは私にハイチュウを
くれたよね??
覚えてるかな…。
「ん、食う?」
たったそれだけの言葉
されどそれほどの言葉
むちゃくちゃ嬉しかった
きみはすごく優しい心の
持ち主なんだなと
あらためて思ったよ。
その時の包み紙
まだ財布に入ってる。
気持ち悪いよね。
ごめんね。
私は何があろうと
きみが好きだと
胸をはっていえるよ
だってこんなに
優しいんだから
いつか笑って過去を
振り返れる日が
くるのかな…
その時はきちんと言う。
ずっと好きだったって。
−−最後に−−
私はきみの笑顔が好き
できるかぎり側に
いたいんだよ…。
だから悩みなんて
ためないで。
テニス頑張れ!!
優しい竣也へ