何も言えなくなったのはあなたのせい
あなたは冷たい人ね
『たまには思った事言えよ』って私に言うけれどあなたのその冷たい声色で心が締め付けられる
もっと優しく言ってくれたらいいのに
だから何も言えなくなってしまうのに
例え私が我が儘を言ったってあなたはまた私に強く言い返してくるだろうから
心を開けない
少しずつあなたとの会話に恐怖を感じて行く
周りが『特別に思われてるんだね』と慰めに似た言葉をかけてくれたって違うと分かっている
あなたの気持ちを覗く事は出来ないけど
私にどうして欲しいのかも分からないけど
会う度に苛立つ表情をするからまた言葉を飲み込んでしまう
あなたの態度に何も言えない文句の一つも言えない私が嫌いならいつもの冷たい一言で突き放してくれたらいい
それでもあなたとの関係が切れないのは私の中に少しの期待があるから
いつかは分かってくれるかもしれない
あなたに会えばその期待も薄れて行く
諦めに似た感情
我が儘を言って欲しいならあなた自身にそれを受け入れる余裕を作って
もっと優しくなって
出会った頃のように笑顔を増やして
そしたらちゃんと我が儘が言えるから
あなたはいつも不機嫌そうにしているけど私は会えるだけでも嬉しいんだよ
本当はこんな風になりたくない
私だって苦しい
尖った心を私に向けないで
そんなあなたとでも一緒にいるのはあなたが好きだからって事分かってよ
本当は甘えてみたいだけよ