ねぇ…初めて出逢った日の事、覚えてる?
僕はしっかり覚えてるよ。今でも愛してるから…。
僕らが付き合ってから話をした時、お互い途切れ途切れぎこちない会話してたよね。
でもね、こんな事も全部思い出なんだ。
思い出になったんだ…。
君と愛し合った日々が…。
君はどうか分からないけど、僕はこの恋の傷跡…拭えないままでいたんだ…。
まだ少し肌寒い春の並木道を君と歩くのが、気がつけば当たり前になっていたんだね…。
ごめん…うまく言えないけどね、溢れてくるんだ。
この声もこの泪も君を思えばね…
時は流れるばっか…僕はまだ伝えられずにいるんだ。
今からでも言うよ。
だから笑わないで聞いてて欲しいんだ。
…「愛してる」、と。
…ふざけあってばかりの2人だからさ、なんか…マジメな事言うのは照れくさいだろ?
だからなんか…大切な言葉ほど後回しにしちゃって…。
どうしようもない2人だったよな…。
ありふれた街並、いつもの待ち合わせ場所で、振り返ったらそこには君の変わらない笑顔があったんだ。
ねぇ…うまく言えない僕を許してくれるかい?
ズルくてもマジメにも君を歌うよ。
過ぎてゆく日々…一つ一つを忘れずにいられるように願いを込めてるよ…。
この世界に終わりが来ても、きっと…きっと君のそばには僕が、僕のそばには君がいるから…
やっぱうまく言えない…だけど溢れてくるんだ。この声もこの泪も君を想えばね…
時は流れるばっか…なのにまだ伝えられずにいる…
でも…伝えるんだ。
だからね…笑わないで聞いて欲しいんだ。
僕は…君を愛してる。