五年前のあの日僕には忘れられない出来事だ。
僕が高校3年だったころ、いつものように幼なじみの紘平と学校にいった。
学校について、最初にSHRが始まる予定だったのだが、緊急で朝会が開かれた。
体育館のステージの上には校長先生の姿があった。
「え〜・・・今日みなさんに、集まっていただいたのは今日から3日間あるゲームに参加してもらうためです。」
僕はゲーム!?いったい何をするんだと思った。
生徒の中から「そのゲームとはなんですか?」という質問がでた。
そして校長先生は、「ゴホンっ・・・ゲームの内容はいたって簡単です。ここにいる生徒の皆さん同士で殺し合をしてもらいます。」
生徒達がザワめいた。
殺し合!?なにをいっているんだ?
「今からルールの説明をします。今、皆さんのロッカーの中に、銃・ナイフ・オノなどの武器を先生方においてきてもらいました。その武器を使い、他の生徒と闘ってください。相手から奪った武器は使ってもかまいません。そして最後の一人になるまで、殺し合ってもらいます。何人生きているかなどの情報は、武器と一緒に配られている腕時計に表示されます。そして最後まで生き残った人は、校長室まできて下さい。豪華賞品を用意して待っています。では以上、生徒の皆さんはそれぞれの教室に戻って準備をして下さい。30分後にスタートです。」
そして皆教室に戻された。
教室に戻った時一人の生徒が「クソっ・・・なんで俺がこんな目に、みんなを殺せる訳ないだろ!!」と言った
「仕方なぇだろ、もう決まったことだやるしかねぇよ」
「お前は平気なのかよ。こんな状況に置かれてよぉ」
「平気なわけねぇだろ!!でもやるしかねぇんだよ!!もう始まるまで10分しかねぇんだ。
もう覚悟決めろよ!!」
「畜生ぉぉぉ・・・始まったら真っ先にお前を殺してやる!」
・・・・・・ヤバイ、こいつマジだくそ俺もやるしかねぇのか・・・
会しまで残り5分
4分
3分
2分
1分
ピーーゲームスタート!!
「うをォォォ」