これは人から聞いた話ですが、多分都市伝説の一種だと思います。
男性二人、女性二人の四人組のグループが雪山で遭難してしまいました。
吹雪のせいで前もまともに見えない状況でした。
少し歩くと幸運なことにも広い無人の四角形の小屋が現れました。男女は小屋に入りました。男女は疲れ切っていましたが、一人の男性が同時に寝るのは危険だと言い始めたので、こんな作戦が立てられました。
この四角形の小屋には東西南北にそれぞれの四角形の角があります。その角に四人が眠り、始めに北の角の人が壁を伝いながら東の角の人を起こしに行きます。そのまま北の角の人は東の角で眠り、起こされた東の角の人は同じように壁を伝いながら今度は南の角の人を起こしに行きます。東の角の人は南の角で眠る、これを西でもし、朝が来るまで繰り返しました。
男女は無事に生きて帰れました。
でも、一人の女性が言いました。この方法で本当は生きて帰って来れる訳がないと。
よく考えて下さい。 さっき説明した方法だと北、東、南、西、北・・・と続くはずですが、西から北を考えると、北の人は東に行ってしまっているので北には誰も居ないということになってしまうのです。