「秀」
「シュウ・・・」
貴方の名前を呼ぶだけで、今でもこんなに胸が熱くなるよ。
ねぇ秀
私がどれほど貴方の事を大切に思ってたか・・・知ってる?
貴方と過ごす時間が何よりも嬉しくて、メールの返信が来ただけでも幸せを感じてた。
いつも
誰よりもそばに居てほしいと思うのは、
秀だけなんだよ・・・。
私は・・・
秀へのこの気持ちを隠す事で、ずっと心が締め付けられるみたいだった(涙)
本当はね・・・
凄く、すごく伝えたかったの。
貴方へと向う、真っすぐなこの想いを・・・。
でも言えなかった。
・・・どうしても
貴方を困らせたく無かったから。
でも・・・
私・・・
自分の気持ちを抑える事が、こんなにも辛くて苦しいなんて知らなかったよ・・・(泣)
その悲しみを、表に出さずに貴方の前で明るく振る舞う事が、一番辛かった・・・。
それでも私は心のどこかで、
もしかしたら・・・
秀なら、私の本当の想いを分かってくれているのかも・・・・
そう期待してた部分があったんだ。
でもね、
・・・秀は
全然その事に気付いて無かったよ。
秀は私の事、何も分かって無かったんだね・・・。
私が秀を想ってる気持ちと、秀が想う私への感情は、きっと別物だったんだね・・・。