光、やがて遥かな詩

2児のパパ  2009-01-05投稿
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夜空に未来を託したその日
あの星は流れ星となって
遥か彼方より私達の元へ
命に姿を変えやってきた

私達が泣き笑い
過去を刻み
あなたはずっとそれを
空より眺めていた

夜風に希望を詩いながら
あの星は流れ星となって
悠々と駆け巡り私達の元へ
命に姿を変えやってきた

私達が望み願い
未来を誓って
あなたはきっと私達を
選んでたどり着いた

私達の約束の糸は
あなたが必死に紡いでくれて
力強い声と共に
命は形になった

あなたを見ていると
その小さな笑顔に
私達の全てが詰まっていて
急に嬉しくなる

夜空に私達が描いた物語
続きにあなたがいる
それはやがていつの日か
遥かな詩となる

あなたを挟んで手を繋ぐ
私達が直接繋ぐより
二人は通じあえた気持ちになれる
なんでだろう

それはまるで和音のよう
二人の奏でる違った心の音を
一つに重ねて織り上げる
あなたはその音色

この小さな手は何を得て
この透明な瞳に何が映り
この足でどこへ向かい
そのこころで何を詩うの

今日もまた夜空の彼方
願いは星に届いて
流れ星はどこかへ消えてゆく
月に見守られながら



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