宵待

毒苺  2009-01-05投稿
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暗闇に咲く一輪の薔薇
冷たさと温かさ持ち合わせて
僕を優しく包む茨

もう一度、君に会いたくて

今朝も君の影はなくて
部屋のなかを一人 徘徊
夢のなかも探してみたのに
一向に姿を見せやしない

ワガママも自己中も もう責めないから
僕の元へ 帰ってきて

行き先はそう 理想郷
歩幅 合わして 向かいたいんだ
宵の月が這わすように
満ち欠けていく 君の想い
僕はどうしても 受け止められなくて
造花を差して 帰りを待っている

‐ 「  」 ‐

交差する感情に押し潰されそう
もうダメかも… 認めたくない
弱さを示した涙の痕
もう一人は耐え切れなくて

A型のB型気質 そんな君が恋しくて
窓を開けては 月を眺める 僕の日常

行き先はそう 理想郷
歩幅 合わして 向かいたいんだ
宵の月が這わすように
満ち欠けていく 君の想い
僕はどうしても 受け止められなくて
造花を差して 帰りを待っている

ずっと 待っているから







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