あれから、何日か経った。哲平とは、いつも通りに接することは出来ていたとは思う。だけど、話す機会は減った。 当たり前か…。寂しかった。哲平が遠くに行ってしまったようで。悪いのは、私なのだけど。罪悪感。 この数日考えるのは、先生のことよりも哲平のことだった。頭に浮かぶのは哲平の優しい笑顔。 これが意味することは、きっと…。 でも、言えない。先生のことを完全に忘れることが出来て、哲平を心から好きだと思える日まで。 これが、本当に恋だと言える時まで。
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