―「こいつか?」
水晶玉の中に紅い目の魔術士が…山道?歩いていた
「どこだろうな、こいつ魔術士か?」
アクアが言った
「ああ、知ってるか?」
「いいや、見たこともな…あれ?止まった?なにしてんだあいつ?…!」
紅い目がこちらを睨んだ
「まさか…偶然か?…!」
アクアが叫んだ
「師匠をよんでくれ!!」
「なんだ?ゼスト様を?どうかし…」
アクアが店主を睨んだ
「呼べ!こいつ…来るぞ!」
店主は外に飛びだした
「メアリ!オレのロッドを!」
メアリは宿に走った
「あんた…離していいぞ」
ティアズは手を離した、水晶は何も変わらない、
しかし、次の瞬間、水晶玉は黒くなり『バァン』と鳴った、奴がいた
ティアズはよく、それを見た
白い髪…白いローブ…白い杖を持ち、ここに紅蓮の目の魔術士が降臨した
「久しぶりだな」
「ああ…村を消して以来だな…」
メアリは走って来てティアズにロッドを投げた、アクアはシードラに酔いざましの魔法をしたらしく、シードラが目を覚ました
「村?そうだな…悪かったな」
「死んで償え…なぜ村に来たんだ?」
ティアズはロッドを握りしめ言った
「仕方なかったんだ…私の3つ使命の1つだったんだ…15年かかったが、もう2つ目も終わる」
「知りたいな」
店の入り口に黒いローブの歳をとった魔女が言った
「ゼストか?」
「見たらわかるだろ?ゲンガー(幻影)が」
ゼストは言った
「そうだ、これはゲンガーだが…魔法が使え」
ティアズはロッドでゲンガーを消し去った…
ティアズら三人はゼストの事務所に招かれた
「フォドもわからんか…残念だが私も知らん…」
扉の近くにアクアがいた
「そうですか…」
「改めて紹介しよう…ゼストだ…残念だが私が今世紀最高の魔女らしい」
ゼストは言った
「あいつはアクア、私の唯一の弟子だ」
「君とあの者との経緯、話してくれ…」
「―すまなかったな、」
「いえ―」
シードラ、メアリ、アクアも聞いていた
「オレも行こう…」
アクアが言った
「えっ―?」
「その魔術士を調べる必要がある…私も行かせてくれ」
「私からもお願いします」
ゼストも言った
次の日の朝、必要なものを4人で買い揃えた
「4人になったな」
シードラは言った
「楽しい仲間だろ?」
アクアは答えた
「大爆笑よ」
メアリは言った
「そうだな」
ティアズは笑って言った