リハビリ室に、行くところ。
「優美、俺、見とくね。」「うん。じゃあね。」
「先生、お願いします。」「よろしくね。」
「鉄と鉄に、手を乗せて、歩いてみましょう。」
「はい。どうぞ。」
「先生、ほんの少し、足が、動きました。」
「今日は、三回の機械で、やりましょう。」
30分。
「はい。終わりましたよ。」
「ありがとうございます。」
「茎田さん、どこかに、優美さんを、連れて行ってて下さい。」
「今の優美さんだったら、動くようになります。」
「はい。」
リハビリが、終わった。
「優美、遊園地に行こう。」
「うん。行く。」
「着いたぞ。降りれる?」「大丈夫だよ。一人で、降りれるよ。」
「ねぇ、チェリー家に、おいて来ちゃった!!!!!」
「大丈夫。俺のマネージャーが、見ててくれてるよ。」
「なら、良かった。」
「優美、観覧車に乗ろう。」
「うん。」
観覧車のてっぺんに、来た時…。
「浩輔?」
「!?」
「浩輔。ねぇ、浩輔。」
「おーぉ。思い出したん。」
「浩輔、だーぁ好き。」
「俺も。」
楽しい時間が、過ぎていった。
「浩輔、いろいろ迷惑かけたね。ごめんね。」
「もう、いいんだよ。」
「ありがとう。」
「もう、寝ろよ。」
「うん。」
「おやすみ。優美。」
「おやすみ。浩輔。」