罪悪感 1

ユキ  2006-06-30投稿
閲覧数[607] 良い投票[0] 悪い投票[0]

『今日は何と言って出ていらしたの…?』

『あぁ…いつも通り出張だよ…』

出張がそんなに頻繁にあるなんて…奥さんもバカじゃないんだからわかってるわよね…。


『おはようございます。』

ここは某会社 【彩紫出版社】…いわゆる出版社だ。

『おはようございまーす。』『おはようっす佐山さん。』
私佐山翠(さやまみどり)はここに務めて5年。現在28歳。

『おはよう佐山君。』

『あ…社長…おはようございます…。』

社長の名前は木下良(きのしたりょう)現在45歳…。

『これ 原稿上がったみたいだから目通してくれ。』

『わかりました…』

他愛ない部下と上司の会話…昨日はあんなにも…。

《原稿用紙10枚に読み切り5枚……不備はなしっと…あら?メモ…?》

今夜8時例の場所で。

《メモで待ち合わせか…社長…携帯もってくれないかしら…。》

そう思いつつも 私の顔はとてもうれしそうでした…。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ユキ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ