くだらない話(3)

タンバリン  2009-01-09投稿
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前回の終わりに『不幸』とか大それたこと言ったけど、世間一般には大したことではないだろう。

電車の中で暖房の風を顔面にうけながら、僕はそれ以外のものにもイライラしていた。
となりに座った、イケメンの出来損ないみたいなヤツのイヤホンから、なんとも不快な音が漏れてくる…。

また失敗した…。

2連敗…。

こういうのよくいるけど、僕にとってはかなり不快。
しかも、それが自分の真横にいるなんて、不幸極まりない。

そんなにボリューム上げる意味って何?
周りの人間へのアピール?
わざと迷惑かけてる?
それとも難聴?
そんな音量で聴いてたら、そりゃ耳も悪くなるわ。

そんなこと考えながら、僕は、そいつがいる方の耳の穴を塞いだ。

このまま20分、ここに居続けるの辛いなぁ…。
だからって、まだ降りないのに立ち上がるのも不自然だし…。

幸いなことに、音漏れ君は途中の駅で降りてくれた。
音漏れ君は、一番端に座っていたので、僕は自然に端に移動して、暖房の風から少し逃れることができた。

さっきより大分まし。
後10分、快適に過ごせそうだ。


しかし、一番端ってのも考え物だ。
他人に挟まれないから、みなさんも電車に乗ったら、真っ先に取りに行くポジションだろう。
ただ、こういった寒い時期には、少し考えた方がいい。

一番端ということは、一番扉に近いということで、扉が開くたびに、冷たい空気が流れ込んでくる。

残念ながら、この電車は各駅停車。

あわよくば、着くまで仮眠をとろうと思っていたが、それには少し環境が悪い。
寝るのはあきらめた方がよさそうだ。


やっぱり、電車ってのは、あんまり好きになれないな。
車の方が快適だ。
快適すぎて眠くなるのが困りものだけど。
そういった意味では、寝ることのできる電車の方が、僕には合ってるのかも知れない。

そんなことは関係なく、バイト先が駐車場ないから、電車で行くしかないんだけど。


車掌のアナウンス。
次が降りる駅だ。

それにしても、車掌の喋り方は面白い。
個人的にかなりツボだ。

この、鼻にかかったような声は、とてもよく聞き取りやすい声なんだそうだ。
どっかの大学かなんかでの研究結果らしい。

車掌さん達は、そんなことは知らずに、自然とそれをやってきていたらしい。

だからなんだって感じだが。




続きはまたの機会に。



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