私達は仕事のパートナーとなりはや3ヶ月…
いつのまにか…
立場は逆転!私がサポート役?! 何故?
花崎『綾香!とろい!遅れるぞ』
綾香:何ですと?私を呼び捨て?しかもとろい?!人が気にしている事を…花崎『俺達、部長に呼ばれてるんだろう?』
綾香『うん。内容はその時話すって言われたから…』
部長室の前
顔を見合わせる2人…
コンコン
奥から… 声の低い優しい部長の声が…
部長『どうぞ』
花崎 『失礼します!!』
綾香 『失礼します!!』
部長『おぉ来たか…仕事中すまないなぁ』
優しく微笑む部長からまさか…
『実は綾香君 君が今回選ばれてね…』
綾香『えっ!?選ばれたとは…』
部長『喜びたまえ!本社行きだよ』
綾香:なんですと?私はここで充分なのに…
花崎:唇を噛みしめて… どうしようもない気持ちで今 いっぱいになっている自分がわかった…
花崎『おめでとう御座います!綾香さん。たまには連絡下さいね!』
綾香『えっ!?花崎君…』綾香:花崎君の方が遥かに優秀なのに、それに花崎君と離れてしまうの?
本社は東京 ここは鹿児島… 遠すぎる…
部長『明後日に本社出発だぞ大丈夫か?』
綾香『あっ!はい。わかりました。有難う御座います。頑張って来ます!』
とは言ったものの 部長室を出てからの私はどうやって家に帰ったのかもわからない程 ショックを受けていた…