誰しも裏と表を持っている
表の私がいくら頑張っても表の範囲のアナタしか守れない
大切なのは裏と裏とで関わり合うこと
傷つけられるものだけど
それでも想ってあげること
あの日
アナタは私に裏を見せた
私は嬉しくて自分をもっと良く見て欲しくて表の私で話し続けた
表のほうがよく喋れるから
それがいけなかったのかな
アナタの裏わ濃くなって
私と関わることに罪悪感を感じ始めた
ごめんね
不器用すぎたよね
死にたくなるような過去があったから
それを誇りに考えるようになっていた
私は他の人とは違うんだ
そんな感情が芽生えてた
でもね、きっとなんだけど
みんなも同じだよね
私や僕は特別だ
そんな感情があるんだよね
わざわざ人に言うことじゃないから隠すようになって
それが裏の自分を作っていく
私もそうして裏ができた
手首を切った夜だって
暗闇すら眩しく感じるほど心に闇が拡がっても
アナタだけはそばにいた
裏のアナタはそばにいた
ありがとうね
みんなきっと生きてて辛い
幸せは人によって頻度が違うし、重みも違うから
世界に平等はないと思うけど
不幸を感じるときは誰にでもある
そこは平等だよね
だから悲しい私もアナタも
それは特別ではないから
分かり合えるものだから
不幸を誇りに思わないで
開き直らないでね
表の私にでも裏の私にでもいつでもどこでも話してね
私に今できること
アナタは遠くへ行ったけど想い出はちゃんとここにある
私、忘れたりしないよ
いつも想っているよ
人が生まれた意味を
アナタがいる意味を
ここに私がいる意味を
誰かに伝えたい
誰かに伝えてほしい
この気持ち
みんなにもきっと
どこかにはあるよね
私一人寂しいんじゃないんだよね
悲しい感情に嘘はないけど
私、不幸に向き合うよ
誇りになんて思わない
ちゃんと不幸から抜け出して幸せになるよ
だから
みんなも幸せになってね
幸せだって私に伝えて
生まれた意味が
幸せになるためだって
誰にでも分かるまで
みんな幸せになってね
暗い部屋から抜け出して
暖かなぬくもり感じてね