わたしは高校に入学して
ダンス部に入部した
中学時代テニス部として
頑張って来たわたしにしては
華やかな世界だと思った
最初はそれは楽しかった
先輩とも仲良くなれたし
仲間もたくさんできた
活動は週2だったから
学校の友達とも
おもいっきり遊べた。
でもね
問題も多かった。
部活の活動が少ないから
遊びが多い
つまりダラケル。
だから
タバコ 飲酒 はもちろん
深夜徘徊もあったし
部停なんてしょっちゅう…
わたしは辞めてもいいや
なんてよく思ってた………
でもね辞めなくてよかったって
今は思う。
ダラけてたわたし達も
ダンス自体は本当に好きだった
好きで入った人
楽そうで入った人
なんとなく入った人
いろいろだったけど
ダンスで知り合えた仲間だったから
ダンス自体を好きになってた
そんなわたしたちの目の前に
夢を与えてくれた歌手がいた
期間限定だったけど
その期間を夢に向かって
一生懸命
バカだと思いながらみてた
でも
紅白のときも
解散のときも
本当に感動した。
一生懸命おもいっきりやる
大切さを
もう一度感じさせてくれた。
そうわたしだって
中学時代テニスを毎日一生懸命
練習して練習して
思い出がいっぱいあるんだって
だから
わたしたちは
もう一度頑張ることを決めた。
それから毎日毎日遊ぶ暇なく
練習し続けた。
久しぶりに夢中になった。
それが何より楽しかった。
時にはぶつかり合ったし
壊れそうにもなった
だけどみんな
必死だった。
そしてダンス甲子園
わたしたちは全国大会にいけた
それだけで涙が溢れ出た
わたしたちでも
頑張ったぶんだけ
結果がでた。
頑張って得たものは
一生もんだ。
だからあなたも
何か一生懸命に
なってみてください。
きっと世界が変わって見えます。