ただひたすらにそこだけを目指している
誰かに言われたでも
自分で決めたでもない
ただ進み続けるしかない
立ち止まればそれで終わり
これまで何人もの敗者たちを見た
上では輝く星が
わかったような目で見下し
下では何も知らないあいつらがつまらない現実を押し付ける
わかっていた
先には何もないことを
それでも進んだ
ただその先を目指して
そしてたどり着いた先は
ただの終わりだった