なんでだろう?嘘をつきたかったわけでも、見栄を張りたかったわけでもなかった。無意識に発した言葉がすぐ自体を急変させる。
お店が終わり、姉妹店へと誘われ行くと、あさみの態度が一転、急に無愛想になった。理由はその時はわからない。
初めて会ったその夜から?週間、毎日お店に通い顔を見るのが楽しみで仕方なかった。
そんな?週間後、またまた姉妹店へと連れて行かれお店を出るときにはうっすらではあるが明るかった。
そして、お店を出る瞬間、お店のママに『送って行ってあげて?』と言われ、内心ちょっと嬉しくあさみを送って行く事にした。
そして、あさみの地元へと到着すると『寄り道していい?』と聞き、高台の神社のある市内を展望できる場所へと連れてった。
そこで煙草を吸いながら、思い切って告白した。と言うより、説得したのかな。
条件として、『もし、付き合ってから?年持たなかったら、あさみの勝ちで何でも言うことを聞く!もし、?年以上続くのなら、そのまま付き合ってくれればいい』と。
その日から、恋人同士になれて張り詰めてた女の子に対する呪縛みたいなものが解けた。