「夏のだなぁ。」このすみきった青空と空気が私(夏魅)に夏だと伝えた。
「何か言った?」
隣で涼しげに知的そうな彼(雪斗)は、私に問い返した。
「別に?ってぃっも私の話なんて聞いてないくせに。」
すねた様な私に、
「聞いてるから!夏を感じたんだろぅ?」
むきになる私は。
「当たり前!年中涼しげにする雪斗とは、違うの!」
「はぃはぃ」
私達二人は、はたからみれば恋人同士でも。
3年私が片想い・・・
ずっと雪斗を見てきた。
誰にも負けないくらい、雪斗を愛してぃたのに。。。