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大魔女ビガーデルの間
僕は・・・・僕は目を覚ました・・・・
ウゥ・・・・ここは何処なんだ・・・・
何だろう・・・・君は誰なの・・・
僕の目の前には、小さな小さな女の子の妖精がいた。
ボン『ここは何処なの?』
ティラミー『私の名前はティラミー。お菓子の国から、あなたを求めて来たんです』
ボン『僕を?僕の事知ってるの?そっそうだ!みんなは、みんなは何処なの』
妖精は泣き弱り言った
ティラミー『よっ酔楽天星のお酒が盗まれ始めているのは知ってますよね・・・・全部大魔女ビガーデルの仕業!そして゛゛゛私の国に、進出してきて・・・・・・・・私の家族や、友達を次々と・・・・・・・・すぐに、すぐに助けて欲しいんです・・・・』
ボン『ちょっ、ちょっと待ってよ!僕には何も出来ないよ!』
ティラミー『屋敷から繋がるお菓子の国や酔楽天星で、私達に取ってみれば、ビガーデルは無敵の魔女!しかし屋敷から出た大魔女は人間には魔法を使えないのよ。』
ボン『しかし、いくら魔法が使えなくても、大人の人相手になんか闘えないよ・・・・第一怖い・・・・』
ティラミー『もしも、お菓子の国が滅び。。ビガーデルがこの、屋敷に戻ってくれば、いくら人間でも、手も足も出せないわ・・・・今なら間に合う!そのお札で国を救ってほしいの!出来るだけ力になるわ』
ボン『でもまだ友達が屋敷に居るんだ!』
ティラミー『だからっ!だから緊急を要してるの!ビガーデルが屋敷に帰れば、救える友達も救えないわ!!信じて。』
僕は徐々に泣き出しそうになった・・・・
ボン『なっなんで僕だけなの!みんなと一緒じゃ駄目なの』
ティラミー『みて・・・』
そこに映る者は僕の友達である
ティラミー『みんながあなたを必死に探している!必ず困難を乗り越え、この部屋にたどり着く!あなたは先にビガーデルを倒し、笑顔でみんなを向かえてあげましょうよ!!あなたは引き返せば、お札を使うでしょう。友達の為に、その間にビガーデルが帰ってきたら・・・・』
ボン『うん・・・・うん・・・・わかった!!わかったよ!ぼっ僕行くよ!!怖いけども、僕がだいちゃん、景奈ちゃん、マークンを守るんだ!!』