手を叩いて、
指を鳴らして、
口笛吹いて。
今しか出来ないことを探していた。
見つからず、
イラだって
人を睨んでみたりするけど
誤解しないで
嫌いなわけじゃない。
ただ、
話を聞いてほしいだけ
みんな淋しいから
真夜中に
街に出て仲間を探してる
そんな僕らを叱らないで
ポケットの中のナイフは
自分を守るため
人を信じることができたら
いろんな不安脱ぎ捨てられるのに。
自分さえ信じられなくて
また、
傷が増えていく
明日陽が昇るのが怖い。
独りで朝を向かえるのが
淋しくて
嫌だ。