直斗と付き合えて、
幸せなのに…
どうしてアタシは
直斗を幸せに
できないんだろう…。
直斗とは、
小さな口喧嘩を
したりしてるけど
毎日バカみたいに
ラブラブで
過ごしていた。
冬
直斗と、クリスマスを
過ごす約束をした。
「さむ。」
アタシは、冷たい手を
擦った。
「葵衣ー。」
アタシの名前を呼ぶ声に
アタシは、振り返って後ろを見ると誰かが走ってきてる。
アタシを呼んだのは、
愛夢だった。
愛夢は、入学式の日
後ろの席に座ってた
女の子。
いろいろ気が合って
気付いたら
友達になってた。(笑)
アタシの名前を
呼びながら
走ってきた愛夢に
アタシは、聞いた。
「どしたの?」
愛夢は、息を落ち着かせ
話し始めた。