元カノ
「あった!!」
「やったあ〜♪」
「おばちゃん、これ下さい♪」
「はいはい♪百円ね」
「じゃあ、奈緒食べよーゼ♪」
「うん!!」
ガサッ
「ちょー美味そう♪」
「せーの♪」
「「いただきま〜す」」
「おいしい〜♪」
「美味い☆」
キーンコーンカーンコーン…
「美味かったな♪」
「うん☆」
「ひーろーき♪」
「えー?…!!」
「あ…さっきの…」
「初めまして♪弘樹の元カノの三浦葵っていいます☆」
「初めまして…宮平奈緒っていいます!」
葵サンは三年だそうだ。
すごくキレイで優しそうな感じだった。
「何の用?」
弘樹が、冷たく言い放つ。
「あたしねぇ、弘樹とまた付き合いたいのぉ♪だからぁ、付き合って☆♪」
「やだ」
「なんでよぉ〜」
「俺、今奈緒と付き合ってるから無理。」
その時なぜか安心したんだ。
これからもずっと一緒にいれるんだって思えたから。
「ふぅん…じゃあ、振り向かせてあげる♪」
「俺、奈緒とずっと一緒にいるって決めたし。もぅ別れたんだし、それに葵とは合わないから」
「…宮平奈緒がいるから……」
ダッ