【AI】の記憶 3

やっし〜  2006-07-01投稿
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しかし、里埜はちょっと憂鬱になりながらも携帯を手に取り、勇樹への報告をしなければならなかった。

『もしもし、勇樹。全然ダメだよ。また亜衣、泣かしやがって』

『そっか、でも本当に誤解なんだぜっ。俺、浮気なんてしてねぇし、今は亜衣一筋なんだぜ。』

勇樹は身長180cmでモデル並みのいわゆるスーパー高校生というやつだ。読者モデルなどをやっていて非常に女関係はだらしない。こんな事が分かってれば親友になんか紹介しなかったのにと後悔する事もしばしばだ。

『そういう事はあたしじゃなく亜衣に言いなさい。ちゃんと今日中に誤りに行くのよ。分かった?!』

『えっ。まじでっ・・・分かったよ。行ってみるよ』

勇樹の住んでいる所から亜衣の家までは電車で一時間くらいかかる。
渋々ながら電話を切る勇樹。

もう一度、亜衣に電話してみる勇樹だったが今度は呼び出し音も鳴らず無機質な留守番電話のメッセージが流れるだけだった。



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