昔の彼女(4)〜回想3〜

ひろ  2006-07-02投稿
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その突発的な藤宮の申し出から…
俺達は朝早く来て学校で勉強する事になった。
でも、なんで藤宮がそんな得にもならない事をするのか不思議だった。
だって、結局の所、勉強するとは言っても教えてもらうだけの俺…

---二日前、放課後---
「え、明日から?
藤宮さんと…?なんでまた、そんな事に…?」

無理もない反応…?

「わからないけど…
結構、有難いよなぁ。藤宮、頭いいし♪」

「としかずの事、好きなのかも…」

「は?何?不安なの?全く、女は無理矢理そういうトコに繋げるよな、別にいいだろっ。もう、そういうのウザイ…」

いつもなら言い返して来るのに、そのまま黙ったまま俺達は互いの家に着いた。

言い過ぎたかな。
…とか思ったりもしたケド、明日の事を考えて予習しておかないとって。恥かきたくないし…


この時、由美からメールが来てた。

気付いたのは朝になってからだった。



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