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やっと、洞窟を出た。
もう、日が真上まで上がっていた。
とうとう、俺はこの難関を乗り切った。
「やりましたね。これで少し歩けば
イフリス様の関が見えてきますよ。」
「関?何で城とかじゃいんだ?」
「もともと、関所だったらしいんです。
昔ここを、闇のオーブから守るための。」
「闇のオーブ?なんだそりゃ?」
(サスケよ。それは俺が教えよう…)
「イっ、インフェルノ!!いきなりビックリさせるなよ。」
(すまないな。だがこれだけは
覚えておいたほうがいい。
オーブには7つ種類がある。
それには、「炎」「雷」「風」「水」「地」「光」「闇」
があり、それぞれが各地に封印されているんだ。
この封印を全て解いた時、ただの人間が
「勇者」と呼ばれる人間になることになる。
つまり、救世主というわけだな。
しかし闇のオーブは、今敵の手の中にある。
これさえ手に入れれば、お前が救世主に
なるというわけだ。)