マークンがこの究極スープを味わう中、新司会者は、公表していない敗者のルールを言いはじめた!
新司会『えぇ。なお、ジャンボラーメン早食い競争の敗者には、漏れなくラーメン王国永住権が贈呈されます』
大樹『なに!!そんなのいらねぇし、第一重要な情報を今まで閉ざすなんて』
新司会『えぇ。心配はご無用。お付き添いの方々も漏れなくラーメン王国へ』
テン吉『なんか雲行きが怪しいな・・・・』
景奈『マー!とにかく味わいすぎだよ!』
マークン『景奈。味わいは人生だよ』
景奈『う〜ぅだいちゃん・・・・なんでマーは食事の時は呼び捨てになるの・・・・?』
大樹『まぁ何にせょ、状況がおかしいぞ。逃げる体制はととのえとくぞ!今のマーには何を言っても無駄だろう・・・・・』
テン吉『同感だ・・・・』
みんなの心配を余所にマークンは更に麺を味わいだした・・・・
マークン『スープは深みがあるがサッパリに仕上げている・・・しかしこの麺はなんだ中太ストレート麺だと!東京豚骨や濃厚なつけめんには合うが、鳥ガラメインに合うわけが・・・・』
しかし・・・
マークン『なんだこの麺は中太ストレート麺は見せかけの出汁扱いなのか?それよりも何だ!麺の中に細ちり麺だとダブル麺だと、何なんだこの国の文化は人類を遥かに越しているとでも言うのか!!!』
新司会『オッッとヨウ選手は麺を食べ終わり、スープのみです』
ヨウ『ようよう。ぼうや!味なんか気にしてたらジャンボラーメンの早食いには勝てないぞ!』
マークン『早食い?しかしこれを作ったコックは凄すぎる!どんな修行を積めば、この域に達するんだ!』
ヨウ『コックが凄いだとう?ようよう〜この国じゃあ味はどうでもいんだよ!早くいっぱい喰う奴が偉いんだ!』
マークン『しかし・・・勿体ない・・・・何故、ジャンボラーメンにするんだ・・・・コックは一杯のラーメンに魂を込めているんだ!大盛りなんか・・・・コックは望まない・・・・』
ヨウ『バカな事言うな!普通盛りなんか物足りないだろ』
マークン『物足りなさ、さえも一杯の芸術なんだょ・・・・そいつがラーメンって言う神なんだ・・・・それをわからない君にラーメンを作るコックは関係ないなんて言う権限はないだ!!』