気づけば…
恋してない
気づけば…
四半世紀歩いてる
大人であり
子供であり
もう若くはないと思いながら
まだまだ若いと言われ
若い子たちとは同じようには
はしゃげなく
さわげない。
昼間の太陽よりも
夜の月の方が
なぜか心地よく
急行よりも
各駅の方が心地よい
つかれてるわけじゃないのに
風呂につかれば
ため息。
眠れないけど
気づけば朝…
もう恋なんてしないなんて……
昔
誰かかが歌ってた
今も
心ん中で歌ってる
あれからけっこう
時間が過ぎた
カレンダーも
手帳も新しくなった。
でも
たまには思い出すよ
元気かって?
ただ思い出すだけだけど……。