老豚から情報を得た、ぶたのカズちゃんは、昔々あったと言う
「豚達の、豚達による、豚達のための地下世界」を探しに、養豚場を抜け出した
養豚場を抜け出ししばらく行くと
今までカズちゃんがみたことも無いような、豪華な設備の整った養豚場をみつけた!
「わぁ凄い!」
カズちゃんは驚きました
「何この養豚場の設備は」
そうなんです、この養豚場には人間が全くいないのです!
なぜなら、全てが全自動!
人間がする事と言えばコンピューターの管理ぐらい
「わたしのいた養豚場なんて、暗くて、臭くて、狭かったのに!」
カズちゃんが羨ましそうにしていると、養豚場の中から一人【一匹】の若い豚がやって来た。
『あんた、新入り?』
「いえ、違います!」
『じゃあ、何をしにこんなとこまで!?』
「それは、昔々あったと言われる、豚の為の世界を探し出しもう一度、豚達が楽しく暮らせる世界を創るのです!」
『そっかぁ!じゃあアタシも一緒に連れてってよ!
絶対に役に立つ時が来るから!』
こうして、カズちゃんに一人仲間が増えた!
二人の豚達の世界探しの旅は続くのであった・・・・