景奈『ひどい光景だわ・・・・なんて国なの!ここは』
五分ほど前まであれだけ盛り上がっていた会場も今では静まり返り、泣く子さえもいない・・・そうこの国の子供でさえ、国王の権力を理解しているのだ!!そう泣いたら、人生を閉じてしまう事になるのだ!
テン吉『しかしおかしいな・・・・酔楽天星の隣国ラーメン大国は、癖のあるのは知っていたが、国王の支配の話は聞こえてこなかったな』
国王『ほう・・・・お前はなかなかの味覚をしているな!人間か?』
ザワザワザワザワザワザワザワザワ
観客『あいつ等も人間!人間なんてロクな者じゃないわ』
マークン『にに人間だけど、あのぅヨウ選手にええ゛え塩酸かけるのはやめようょ』
兵士『貴様!!我等に逆らうのか!!』
マークン『ヒッヒ〜』
兵士は刀を取り出しマークンに向けた!・・・・が
大樹よりもいち早く反応したのは、国王だった!
国王『まぁ。待て人間の子供は貴重なんだ』
兵士『しかし!ギャー』
口答えをしたこの兵士は他の兵士達により斬り殺されてしまった・・・更に
国王『そやつの、グループのリーダー前へ』
兵士リーダー『国王様!国王様!本当に本当に申し訳ありませんでした・・・・』
兵士リーダーは土下座をし国王様に謝罪をしたが・・・
国王は銃を渡し言った
国王『お前等はたかがラーメンの不気味な血統だろ?我は人間様で、今、我が話をしている子供もまた人間だぁ・・・・・さぁ。この銃をお前ならどう使うか??』
兵士リーダーは震えながら、自分の頭に銃を突きつけ
兵士リーダー
『こっ国王様・・・・私は私は責任をとり・・・・・しかし私の妻や子供・・・・には手を欠けないで頂けないでしょうか・・・』
国王『勿論だ・・・・安心して逝くがいい・・・・・。』
兵士リーダー
『ラーメン王国!国王ケンタ様万歳!!!!!』
バギューン
グガッ!!!!
兵士リーダーは自ら銃で頭を打ち抜き、大量の血を飛び散らせ、息絶えた・・・・
国王『さぁコヤツの親戚全てを消しに行け!血を絶やしてやろうぞ』
テン吉『けっ・・・ケンタだと!』
今のテン吉は青ざめ状況を理解する事は出来なかった・・・