それは…2

アクア  2009-01-19投稿
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部屋から見える、道を挟んだ向こう側…

そこには、中学校のグラウンドがある。

仕事の関係で、引越しを余儀なくされた私は、その日帰宅すると物件のネット検索を始めた。

直ぐに良い物件を見つけ、メモする。

翌日不動産へ連絡し、次の休みに見に行く事にした。
当日、案内された所はまだ建設中。
ほぼ完成に近い状態だったので、予定の部屋を見せてもらった。

そこは1階の中部屋。
その他の部屋は、既に空きがなかった。

1人で住むのには丁度良い広さの1LDK。
ベランダからは、グラウンドが見えた。

女一人で1階は不安もあったが、場所も静かで気に入ったので、直ぐに契約を交わした。

のちに、こんなに切なく辛い思いをするとは、思いもせず…

引越し当日。
荷物が少ない私は、スムーズに引越しが終わった。

友人が引越しを手伝うと言ってくれたが、大事な体がケガでもしたら、大変だ。
嬉しかったが断り、部屋の引越しが終わってから、遊びに来てもらう事にした。

メールが届く。
「遊び行ってもいい?」
メールが続く。
「部屋の番号は?」
「102」

友人が到着する間、片付けをしていると、ふと新聞に目がいった。

それは…

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