ゴス☆ラバ?

ソウキュウ  2009-01-19投稿
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俺達は車に乗った。キョンがエンジンをかけて待っててくれた。

『そんなに驚かないでよ↓ほとんどペーパードライバーな私でもエンジンくらいかけれるんだから』
キョンはあまり車の運転をしようとしない。夏は自転車、冬は歩いて外出する。

結構、アイツがこっちに来てから車の運転教えたんだけどなぁ〜↓↓
キョンはいつもの助手席に座り、窓から流れる夜空を眺めている。
『私達、結婚するんだね』

「ん?」

『ホントに私でいいの?』

「うん。」

『なんで?』

「なんでって言われてもねぇ〜」

『ちょっとちょっと、教えなさいよ』

まぁ、こんな会話が交わされる中であっという間に市役所についてしまった。
辺りは街灯だけで薄暗い市役所は不気味に建っているように見えた。
「行くか」
『うん』
ドアを開けて中に入ると受付のところだけが電気がついていた、
「ここかな?」
『でも、カーテン閉まってるよ?』
「すいませーん!!」
するといきなりカーテンがシャッと開いた。年寄りの爺さんがいて
(そんなにデカい声出さなくても聞こえますよ)
って言われた。
「僕たち婚姻届を提出しに来たんです」
(書類出して)
言われるがままに俺は婚姻届を出した。
爺さんはお茶をすすりながら片手で婚姻届を持っている。二人にとっては大事な書類なのに…↓↓
(あい、受理します。でも正式に受理されるのは明日だからね。見ての通り、市役所、今日はもう終わったから)
ありがとうと言い俺達は市役所を出た。
外に出ると雨が降っていた。


続く



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