国王は怒りにまかせ、兵士等に命令した!!
国王『ビガーデル様からの命令だ!人間の女が一人と一匹をこの国から出すんじゃねぇぞ!フッフ威勢のいい餓鬼はな、迷わず殺す!!殺してもいいぞ!』
大樹『なんで、そんなに簡単に人を!!人の命をなんだと思ってるんだ!!』
国王『慣れとはつまり罪・・・・しかしこれは栄光だろう!』
マークンと大樹は兵士にロープをキツく巻かれ、更に目隠しされた。。
国王『さぁ死刑台だ!!首をだせ』
マークン『やだぁああ゛゛゛お願いしますお願いしますお願いします!!』
縛られたマークンの恐怖は計り知れないだろう!大勢の観客達に助けを求めても皆、目は下を向き、巻き込むなと言わんばかりの態度だ!
大樹『みんな一緒だ!!殺す人間もそいつを黙って見る人間も、罪は一緒なんだ!!こんな国王でいいのか!!この先も怯えながら生きていくのか!!』
兵士『黙れ黙れ!』
大樹は鞭で打たれたが続けた
大樹『誰も助けちゃくれないんだよ!何を待ってるんだ!ヒーローなんて存在しないんだ!』
この言葉に心を動かすラーメン王国民は居なかった・・・・
兵士『国王!コヤツの首を!』
国王は手に刀をもち、大樹の前に立った!
国王『惜しい存在だな…リーダーの資質を備えている。。最後のチャンスだ・・・・我の部下になれ!』
大樹『くだらねぇ!!!!』
と叫ぼうとした大樹より先に、マークンはありったけの声を出し、大樹の声をかき消した!
マークン『部下になります!!!』
大樹『マー!』
マークン『勿論だいちゃんも部下になります。だから殺さないで』
国王『ガハハハ!それでいい!それでいいんだ!頭のいい子だ!ビガーデル様に刃向かった餓鬼とこの馬鹿な餓鬼とは大違いだな!助けられたな?』
しかし大樹は今自分の事は二の次だった
大樹『ビガーデルに刃向かった子供・・・・ボン!!ボンなのか!!』
国王『仲間はいない一人で来た!の一点張り・・・馬鹿だろうビガーデル様は触れた者の心を読みとるのだぞ』
大樹『ボンは!!ボンは生きてるのか!』
マークン『ボン君会いたいョ』