そんな小さな幸せな生活を いつものように過ごし今日も いつもどうり子供との夜をと考えていた朝…だったはずなのに
その日の仕事をいつもどうりこなし夕方会社に戻る時間 そそくさと帰り道をいそいでいた
ふと目についた一台の
見覚えのない車…
こんな所に車が…なんだろう?疑いもしなかった
が…そこからがバトル
いきなり追い掛けまわされ逃げ回りやっと会社へ逃げ込み 恐る恐る調べてもらった
恐れていた旦那と旦那の両親だった。
とっさに子供が…と
思ったときには
もう遅かった、
保育園へ先に連れにいかれていて もう仕方なく覚悟を決めアパートへ…
怖くて震えはとまらなかった
が 子供のために私は
やらなきゃと自分をふるいたたせ帰った
やっぱり旦那 両親は
部屋の入口に車をとめ待ち伏せかのように待っていた
いきなり殴られ 旦那と旦那の親を睨まずにはいられない怒りがこみあげてきた するとその目つきは誰にたいする目つきだ!と殴られ両親は自分が悪いのだから殴られて当たり前もう逃がさないと言葉を発し 夕方すぎの薄暗い時間から 私の言葉など聞くわけもなく 私が少なくとも今日まで 作ってきた部屋と生活を壊しはじめた 荷物が次から次から運び出され 私は逃げていかないよう監視に母親がつき あっというまに
初めて小さな幸せをスタートさせたばかりの
何もない部屋にとかたずけだされた
いくから 早く車に乗れよっ帰ってから話しがあるからとの 怒鳴り声だけが何もない部屋に
響くだけで 私は もう何も言い返す言葉も
気力もなくなっていた