「優美、おはよー。」
優美は、まだ寝ている。
「寝てたのにぃ〜。」
「起きろ、起きろ。」
「何ょー。」
「だって、暇なんだもん。」
「チェリーと遊んでよ。」「俺は、優美と遊びたい。」
「優美は、寝てる。」
「優美のけち。」
「じゃあ、後30分だよ。」「30分寝たら、遊ぼーね。」
「うん。」
そして、30分。
「優美ー、時間だよ。」
「えぇー、もう時間。」
「そうだよ。」
「浩輔、ドライブ行きたい。」
「よし、行こう!!!」
「やったぁー。」
「チェリーもね。」
「おぅ。」
「チェリー、ドライブ行くぞ。」
「チェリー、寝起きって顔してるよ。」
「だからよね。」
「ほら、優美も支度したいと。」
「はーい。」
「ほら、浩輔も支度したいと。」
「はーい。」
「こら、優美、真似するな。」
「こら、浩輔、真似するな。」
2人は朝から、仲良し。
仲良しすぎて、2人で笑ってる。
「優美、まだーー。」
「後、少しだから。」
「さっきも聞いたら、後、少しだったよ。さっきから後、少しってまだ全然、少しじゃあないよ。」
「何、独り言を言ってるのよ。」
「だって。」
「そんな事言ってる間に出来たよ。」