恵子は洗濯物を干していた時電話のベルがなった
♪♪♪〜
「はい、木下です」
「あらぁ、恵子さん 今日弘之の誕生日だから買い物してたの 今からそっちに行くわね」
ガチャ…
義母からの電話だった
何かあるたびに電話をしてくる厄介な存在だ
恵子は結婚6年目、子供は3歳になる男の子がいる
特に不満もなく平凡な日々を過ごしていた
ひとつ不満といえば義母の存在 なにかにつけて恵子に注文をつけて嫌味を言ってくる
ピン〜ポン〜♪
「あらぁ、恵子さん 少し太ったんじゃない? 家にばかりいないでたまには正樹連れて公園でも行ってきたら?」
「そうですね…」
「もう!恵子さんたらだらしがないんだから(笑)それと今日は弘之の誕生日だからデパートで夏服買ってきたの 正樹にはウルトラマンのおもちゃを買ってきたわ」
「気を使って頂いて…」
「いいのよ 恵子さんのセンスだったら弘之が可愛そうだもの」
いつもの義母の嫌味だ 結婚して6年でだいぶ慣れたもののときどき胃が痛くなるぐらい強烈だ
これは女と女の決闘だぁ〜〜!!!!!