マンションに戻った緋里はお風呂に入り梅酒を飲むのが楽しみだった
外は寒かったのでいつもより深酔いしていた
緋里は夢を見てうなされていた
きっと最近の悩みが原因だろう
翌朝は大学が休みで洋介とお昼に会う約束していた
しかし緋里はまだ寝ていた…
♪♪♪〜
ようやく携帯の音で起きるた
「もぉし…もぉし?」
「緋里〜 まだ寝てたの?」
「あっ 洋介!ごめん…」「まぁいいよ 夜に電話するよ」
緋里は電話を切ると少しずつ深い眠りに入っていった
ようやく目が覚めると頭が痛かった…
夜になり洋介が迎えに来てバイクでよく行く高台の夜景を見に行った
寒さで緋里の頭痛も治っていた
バイクを椅子にして夜景を眺めていた
洋介はすごく優しく一緒にいると楽しかった
でも切なかった
見慣れた洋介の横顔
洋介の笑顔 背中 腕
全部好きだった…
緋里は別れようと決心した
密かに卒業したら会わないようにしようと思った