１月２４日･･･
あのイヴの日から、もう１ヶ月･･･。
勇気を出して、秀にメールをした･･･
『どうしても話したい事があるから、聴いてくれないかなぁ･･･』
急に私がそんな事を言い出したから、秀は心配して『何かあったの？』と聴いてきた･･･
いつでも聴くよと言ってくれたけど･･･
告白予定の31日は不運な事に、秀のバイト上がりが早い･･･
本心は『待っててほしい』と言いたかったけど･･･彼女でも無いのにそんな事言えるわけも無く･･･。
秀は･･･日曜日なら良いよと言ってくれた。
だけど･･･今日聴いて明日はキツい･･･
手紙もまだ書いて無いし、心の準備が出来ていなかった･･･。
でも、来週の日曜日はもう･･･２月１日･･･
新しい月から新しい気持ちでスタートしようと心に決めていた･･･
なのに･･･
秀に迷惑はかけられないし、私が待っていようと思って伝えたら･･･
秀もその日は休みだった･･･
２人そろってバイトが休みの日に、会えるわけが無かった･･･。
だけど、それ以上先伸ばしには出来ないよ･･･
抑えられない程【好き】の気持ちが溢れてて･･･このままだと前へ進めないの･･･。
だからどうしても、最後の日に言いたい･･･。
1月31日が･･･秀と私が会える最後の日だから･･･
気持ちを伝える最後のチャンスなの･･･。
それなのに･･･
帰りの時間が合わないなんて･･･。
もう、運にも見放されたと思っていた時･･･
『どうしても31日が良いなら、待ってるよ』と･･･秀が言ってくれた。
待ってるなんて･･･
そんな迷惑かけられないのに･･･
そんなこと言われたら･･･
嬉しくて･･･もっともっと好きになっちゃうよ･･･
私の為に･･･そこまでしなくて良いのに･･･
そう思うと、余計に辛くて･･･
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