呪文を唱えると猛吹雪になり渦が舞い空高く道となりその中に歩いていった
哉子は呆然とその一部始終を部屋の窓から見ていた
「あっ あれは…?」
哉子は見てはいけないものを見てしまった
古くからの迷信で夜長に来ると言う馬の神だ
見た者は必ず災いがあるというのだ
哉子は知らずに見てしまった……
数日後
哉子は病気なり魘されていた
哉子の病気は伝染病で隔離病棟に移された
病室はベットだけがあるだけで他は特に何もない部屋だった
数年間 入っていたが病状も良くなり退院した
しかし哉子は時間の感覚が無くなっていた
朝に眠くなったり夜中に無性に動きたくなり街中をさ迷った
「私 どうしたんだろう?」
哉子は寂しくなりマンションの屋上に立っていた
「お…いで…ょ…」
哉子は屋上の柵に足をかけた時
哉子の手を引っ張った
マンションの管理人だった「勝手に入られたら困るのよねぇ〜」
哉子は命を助けられた
「神様ありがとう!」
と呟いた