亜樹は、朝から何となく、落ち着かない様子で、過ごしてた。
夕方、一也からのメールが来た!!
約束の時間にちゃんと行くから、心配しない様にってメール内容。何か、一也に見透かされてる気分だった…
約束の時間より30分前に携帯が鳴る…一也からだ!!
「もしもし、亜樹?ごめん、遅れたらいけないと思って早く出たら、もう着いたケド、亜樹は時間通りでいいからさ。」
「うん、わかった…あのね、お風呂入ったから素っぴんでもいい?」
普通、初対面の相手に素っぴん何て、とんでもないって後から、友達に怒られたケド…亜樹は、この時は一也ならいいかなって思った…
「全然、素っぴん大丈夫だよ!!オレ相手に気にしなくていいよ。」
「わかった〜じゃ、もう少ししたら行くね。」
亜樹は、実家の親にウソをついて、一也の待ってる場所に急いだ…
あっ、一也のクルマ!!
そして、亜樹は一也のクルマの助手席のドアをノックして手をかけた…