鬱のち曇りのち晴れ

ゆっこ  2009-01-29投稿
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すべては神様の贈り物だと今、思う。

呼吸ができない。死ぬんだ。我が子の手をにぎった。
パニック障害だとの診断だった。ここから鬱病になるかもしれないと、脳神経科の先生から言われたが、ピンとはこなかった。

しかし、来た。何もできない。なんなんだろう。人の目が怖い。でも、私には子供がいる。頑張らなければと毎日頑張ってみた。
でも、頑張れない日が来てしまった。すべてに、絶望感を感じて。

死を意識しだした。

でも、私は母親。

一人だったら死を選んだかもしれない。

いや、一度、悪魔が来た。大量の薬物を摂取したのだ。

子供達が泣いていた。

ごめん。

でも、無理。

「死ぬ勇気があるのなら、生きる勇気の方を選んでよ」

長男がぼそっと言った。泣きながら。


亭主は鬱病に対して、理解がなく、サボリ病だと言っていた。

しかし、それにも腹立たしいという思いすらなかった。

ここまでななったのは、いろんな事があり、沢山の我慢が爆発したのだ。


ちなみに、今は鬱病はお友達になっている。


なかなか、いい奴だ。
沢山の事をきずかせてくれる。

鬱って、悪いもんじゃないね。



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