すべては神様の贈り物だと今、思う。
呼吸ができない。死ぬんだ。我が子の手をにぎった。
パニック障害だとの診断だった。ここから鬱病になるかもしれないと、脳神経科の先生から言われたが、ピンとはこなかった。
しかし、来た。何もできない。なんなんだろう。人の目が怖い。でも、私には子供がいる。頑張らなければと毎日頑張ってみた。
でも、頑張れない日が来てしまった。すべてに、絶望感を感じて。
死を意識しだした。
でも、私は母親。
一人だったら死を選んだかもしれない。
いや、一度、悪魔が来た。大量の薬物を摂取したのだ。
子供達が泣いていた。
ごめん。
でも、無理。
「死ぬ勇気があるのなら、生きる勇気の方を選んでよ」
長男がぼそっと言った。泣きながら。
亭主は鬱病に対して、理解がなく、サボリ病だと言っていた。
しかし、それにも腹立たしいという思いすらなかった。
ここまでななったのは、いろんな事があり、沢山の我慢が爆発したのだ。
ちなみに、今は鬱病はお友達になっている。
なかなか、いい奴だ。
沢山の事をきずかせてくれる。
鬱って、悪いもんじゃないね。