君の声、聞きたいよ?

ゆう  2009-01-29投稿
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今日から夏休み。
あの日から二週間がたった。

僕と亜季が付き合っているという
話はあっという間に広がった。
黒板に書いたこと
消し忘れたから…恥

亜季の周りの女子は
僕を冷やかさなくなった。
亜季が僕のこと好きだからね。

僕の周りの男子はみんな
亜季が好きらしく
『羨ましい』と言っていた

翼は亜季にこの前のことを
謝った。

亜季は少し恐がっていたけど
翼に笑顔を見せた。

僕は夏休みに亜季とクラスのみんなと
海に行こうと決めていた。

いよいよ当日。
学校の前に8時集合って
決めた翼が来ない。

それともうひとり
飯島さやか(いいじま さやか)
も来ていない。


5分たってやっと来た。
しかもふたり一緒に…

クラスの男子のひとりが

『あいつら超ラブラブじゃん!?』

と叫んだ。

…あ、本当だ。立ち直り早えーな。

『みんな遅れてゴメン!』

『お前らどーしたの?』

一応僕は聞いた。

『昨日から付き合い始めたんだ』

笑顔で翼は答えた。


みんな揃って出発した。
海に向かう電車は
夏なのに、貸し切り状態で
みんな騒いでいた。

亜季は女子と
僕は男子と一緒に騒いでいた。

亜季と目が合うと
亜季は笑ってくれる。
もしかして僕は亜季自身と亜季の笑顔に
惹かれたのかな…




『…佳君、大好き!』
亜季が喋った。
亜季の声初めて聞いた。

『よーしーくん♪おーきーて♪』

ゔっ、気色わるー。
寝ていたらしい。
翼に起こされた。

『…目覚め悪りぃ』

亜季は爆笑…さっきのは夢か…

『佳君、着いたよ』って
亜季が紙に書いた。



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