IN LOVED.(5)

nice time  2009-01-30投稿
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自分ではどうすることも
できないまま
時間は過ぎていって
もどかしさすら覚えた

会いたい

言えない


そんなときだった


「バイトお疲れさま
今、めぐちゃんの
バイト先の近くにいるよ
スターカフェにいるんだけど
こない?おいでよ」


一瞬、目を疑った


スターカフェはバイト先から
歩いても15分の距離で、

まさか仁から誘われるなんて


今すぐ行きたかった
だけどその日は
バイト後、予備校が入ってた


なんてタイミングが悪いんだろう

自分をうらんだ


「実はこれから予備校で
アタシ、仁さんに会いたかった
ごめんなさい」


「そっか…
残念だったね(^O^)
めぐちゃんはチャンス逃したよ」

仁はいじわるだった

どうしてよ、
それだけ?

会いたいのに
もうチャンスはないの?


「も一度、チャンス欲しいです」


それから毎日続いてた
メッセージが途絶え、

一週間
返事がくることはなかった

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