どうして…
あんなに幸せだったんだろう、、、
どうして…
最後の最後でかっこつけたんだろう、、、
どうして…
君は離れていってしまったんだろう、、、
始まりは5月1日。
その日は学校行事で
箱根にいて、
行事が終わった後
友達と温泉に行っていた。
時刻は…確か9時だったかな??
俺は友達と帰りのロマンスカーに乗りながら
メールをさばいていた。
知ってた??
君があのメールを送ってきたとき
周りにはいつものメンツがいたんだよ…
そのメールの8割は
今まで話していたたわいもない話題で
俺はそれを流し読みしていた…
後半になっていきなりの余白…
ん??なんだ??
そのまま文章の下へ画面を進めると
そこにはかつての幸せが書かれていたね、、、
「初めて会ったときから好きでした。
彼女にして下さい。」
…え??
いやいやいや…え??
見られる訳でもないのに
周りの友達の視界から画面を背ける俺。
とりあえず2度見。
そして心の中でテンパる。
正直メールのやり取りから
ちょっとその可能性も考えてはいた。
でも、まさかこんなに早いなんて…
返信に困る俺。
いや、答えは決まってるんだよ??
そんなのOKに決まってんじゃん!!
だけど問題は文章だった。
そんなこと言われたこともなく
しかも家でじっくり考えて…とかが出来ないこの状況だと
なんて打っていいか…
一応前半の関係ない話題から返信を打つものの、
結局は核心へ到達してしまう。
今思えばあんなに焦ってたのも
それだけ好きだったからなんだろうなぁ…
俺は覚悟を決めて指に力を入れる。
「こんな俺でよかったら
こちらこそお願いします」
はぁ…俺は女子か…
なんて女々しい受け答え、、、
そんな風にテンパってる内に
もう友達と別れる駅に到着。
そこになって嬉しさと彼女が出来たことの実感が現れてきた。
うゎ〜、、、俺が愛と付き合うのか〜
それからしばらくは
のろけ全開のメールが2人の間で続いた。
ちなみに、愛から頼まれたこともあって
告ったのは俺ということになり
俺はまるでないボキャブラリーをフル活用して今度は愛に告白メールを打った。
to be continued..