鈴木『おっと!?』
ゴルが鈴木に殴りかかってきた。
だが、鈴木はひらりとかわす。
ゴル『畜生…なんで当たらねぇ』
鈴木『飲み過ぎじゃねーのか?パンチが波打ってるぞ笑』
ニヤっと歯を見せ笑う鈴木
ゴル『ニヤついてんじゃねぇ!』
鈴木『疲れてきたんじゃないのか?パンチのスピードが鈍いぞ?』
ゴル『うるせぇ…今、黙らせてやる…』
息があがっているゴル
鈴木『はぁ…』
鈴木はため息を吐きゴルの右ストレートを腰を落としてかわすと、右腕を掴み取りゴルの股に腕を回し投げ飛ばした。
ドスン…
鈴木『俺が疲れてどーするよ…』
ゴル『っつ…!!』
ゴルは背中を仰け反らせて痛がっている。
廣馬『たまに居んだよなぁお前みたく絡んでくる奴。黒服と喧嘩したがる奴がよ』
鈴木『お前もその類だろ?』
ゴルは痛そうに起き上がり
ゴル『俺は…違う…。俺は、あんた等の仲間になりたい』
鈴木廣馬『はぁ?』
鈴木は思わず吸おうとしたタバコを落とした。
廣馬『何言ってんだ?』
鈴木『仲間になりたいならもっと良心的なアプローチの仕方が案だろ!?』
ゴル『本当に強いのか知りたかった…』
鈴木『はぁ…廣馬どう思う?俺はこんな馬鹿うんざりだぜ』