廣馬『俺だってうんざりだよ…』
やれやれと言った表情の二人。
鈴木『お前弱いじゃんか…お前に鬼退治や蝙狩りは無理だと思うよ?』
落としたタバコを拾い火を点ける鈴木
ゴル『……』
悔しそうな顔のゴル
鈴木『…いいか、懲りずにまた絡んできたらそん時は何ヶ所か骨折ってやるからな』
そう言って鈴木と廣馬は去ろうとした。後ろから
『オイ!』
と呼び止められた。声はゴルではない。振り向くとチャラ男な3人組がゴルの後ろに立っていた。
廣馬『お前の仲間か?』
ゴルは首を横に振る
チャラ男A『お前等二人、黒服だろ』
チャラ男B『鈴木と廣馬だろ』
廣馬『また絡まれたなぁ』とボヤっと鈴木に耳打ちした。
廣馬鈴木『…っ!!?』
強力な耳鳴りが二人を襲った。
鈴木『…こいつら一般人じゃねーぞ』
廣馬『依頼の話があった蝙じゃねーのか?』
鈴木『探す手間がはぶけたな笑』
二人してニヤっと笑った。
チャラ蝙C『鈴木廣馬はいつも二人組だからな笑こっちは3人だぜ?』
鈴木『バカヤロー舐めんな』
廣馬『こっちも3人いるぞ』
鈴木『オイ!ゴル!その3人倒したら仲間に入れてやるよ』
その場にいる全員の目がゴルに向けられた。