頬が雨に打たれる
悲しいくらい
静かに流れて…
おかしいね
今日は晴れだって
笑いながら
君は言ったのに
その雫は止む事はなく
次から次へと頬を濡らす
どうしてだろう?
晴れだと笑いながら言った君
その先が思い出せない
どうして?
「ごめんね」
何度も繰り返される言葉
震える声
抱きしめられる温もり
でもその温もり
薄れてくんだ
どうして?
ああ…
俺
彼女を
とっさにかばって…
悲しくはないよ
君を助けたかった
君を守りたかった
俺の命より体より
何よりも大切な君を
神様貴方に感謝します
彼女と出会わせてくれて
何よりも大切な人に
出会わせてくれて
心から感謝します
だから君は泣かないで
幸せでいて
何よりも
貴方を愛していました