多重人格とまでは言わないが、人それぞれ、同じ人間の中に何人かの顔が存在する。
病気というわけではない。
しかし、それぞれの顔を理解して、ケースバイケースで使い分けることが出来るという点では、他人からすると厄介なものではないだろうか?
いつも深く考えない人も、少し自分を考察する時間を作ってみては如何でしょう?
・友達に見せる顔
・先生に見せる顔
・親に見せる顔
・彼氏彼女に見せる顔
・兄弟に見せる顔
他にも沢山あるだろう。
人によっては少ない人も、全くない人もいる。
裏表の全くない人なんて少ないが、そんな人は楽だろうな。
私の頭の中には上記のような5面体のサイコロがある。
そして、この5つは今まで一切交わることはなかったし、これからも交わることはない。
この5つの顔と、いかに上手く付き合っていくか。
違う分け方をすると、『寂しがり』だったり『強がり』だったり、時には非常なまでの【悪人】だったり【善人】だったり。
それぞれの顔から植え付けられた、他人への私の印象は、なかなか崩すことができない。
私すこし特殊かもしれない。
昔は、『親に見せる顔』が本当の自分の姿だった。
しかし、今はどれが本当の顔かわからないくらい、それぞれの個性が強くなっている。
対応する人物によって、驚くほど性格、顔が変わるのだ。
次の章で詳しく考察したい。